Aterm AM-AX5400T6 [PA-WX5400T6]

買ったモノ

NEC Aterm シリーズの Wi-Fi 6E 対応ルーター、AM-AX5400T6 を購入しました。同じ Aterm の WG2600HP4 を使用している環境からアップグレードを狙います。

なお、「AM-AX5400T6」は Amazon 専売品の型番だそうです。元々の型番でいうと PA-WX5400T6。機能的な差異は無く、付属の LAN ケーブルがツメ折れ防止タイプになっている点と、簡易包装になっている点が違うようです。購入したのは AX5400T6 ですが、一般的に通りがいいのは WX5400T6 でしょうし、クイック設定 web の画面などでも WX5400T6 で表示されるので、ブログ上では WX5400T6 で表記しようと思っています。

このように、箱にも同等品である旨のシールが貼られています。ただ、簡易包装であることは理解していましたが、製品の箱に直接配送ラベルが貼られた状態とは思っていませんでした。とはいえ、特に目立った付属品があるわけでもないので、開封後は箱を処分してしまうであろうことを考えると、こんな梱包で十分だと思いました。

外観

箱を開けた瞬間、「大きいな」と思いましたが、使用中だった WG2600HP4 と並べてみると明らかです。かなり大きくなりました。そのため、置き場所によっては注意が必要かもしれません。

設定

ここは良くも悪くも、WG2600HP4 とほとんど違いはありません。今回は SSID なども同じにしたため、PC やスマートフォンなどは一切の変更無く継続して使用できています。違いがあるとすると 6GHz 帯の設定項目があることぐらいですが、少し機能が違っていたのが「ネットワーク図」です。

ネットワーク図

WG2600HP4 のときは、ネットワーク図 (クイック設定 web 内のリンクから開けます) はメッシュ中継機を表示できる程度の機能しかなかったと思っています。それはそれで、メッシュ中継機の IP アドレスがわからない場合などに便利だったのですが、逆に言うとそれぐらいしか使い道がありませんでした。

WX5400T6 になると、接続している機器、それも無線、有線それぞれで線の色を変えて表示できるようになっています。ひと目でどの程度の機器が、どの AP に接続しているかわかりますし、機器をクリックすると見えて安心ネットの端末情報設定画面へ遷移するので、そこから情報を編集することも可能です。

(WG2600HP4 のときのネットワーク図にも、有線や 2.4GHz、5GHz の凡例は表示されていたので、本来は表示できた可能性もありますが)

メッシュ中継

今までは WG2600HP4 を 2 台使用してメッシュ (親機、子機に WG2600HP4 を 1 台ずつ使用) を構成していました。その状態から、親機側の WG2600HP4 を WX5400T6 に置き換えてみたところ、子機側の WG2600HP4 はそのまま子機 (メッシュ中継機) として認識されました。異なる機種でメッシュを構成できるか確証がありませんでしたが、問題なく、再設定も不要で構成できました。今まで親機として使用していた WG2600HP4 が余るので、どこか電波の弱いところがあったら配置してみようと思っています。

※上記のネットワーク図の画面コピーにある、「メッシュ中継機1」が WG2600HP4 を示しています

まとめ

速度については、今のところ体感できるほどの差は無いように感じます。それもそのはず、見えて安心ネットで使用チャネルが表示できるのですが、ほとんどの端末が 11ac、つまり Wi-Fi5 で接続しています。それでも、今までよりも接続状態が安定しているように感じます。今後、Wi-Fi6 対応端末が増えるに従って、速度も向上していくことを期待しています。